中高年の2人3人に1人が高血圧といわれていますが、そもそも血圧というのは血流が血管にかける圧の強さのことなので、高血圧=圧が強いということになります。
圧が強いと血管への負担が大きくなるので、高血圧になると血管系の疾患になるリスクが高まるといわれています。
クエン酸サプリメントがオススメ
血管系の疾患は突然死の危険性も高いため、予防することが大切です。
予防に活用したいアイテムはサプリメントですが、血圧を下げるサプリメントはいろいろあります。
その中でもおすすめしたいのは、クエン酸です。
クエン酸には血液をサラサラにする効果があり、血管にかかる圧を軽減させることが分かっています。
クエン酸は酢や柑橘類などの食品から摂取することも可能ですが、サプリメントを活用した方が簡単に摂取量を補えます。
サプリメントの形状と1日の摂取量
クエン酸のサプリメントは粒やカプセルといったよくある形状ではなく、顆粒状になっているものが多いです。
メーカーによりますが、水なしで飲めるタイプもあります。
しかし酸なだけあって酸味が強いので、水なしだととてもすっぱく感じられることがあります。
水があってもすっぱいという方は、味のある飲料に混ぜて飲んでも良いです。
ただ、甘い飲料は避けたほうが良いです。
血圧が上がる原因の一つに糖分の摂り過ぎがあるので、血圧を下げる目的がある方は糖分の少ない又は糖分が含まれていない飲料がおすすめです。
白湯に混ぜると程良く温かいレモン水みたいになるので、無理なく飲めると思います。
血圧を下げる効果が発揮されやすい摂取量目安は、1日15グラムとされます。
また、クエン酸の効果が持続される時間が2時間ほどといわれているため、15グラムを数回に分けて飲むと効果が現れやすくなります。
ホルモンバランスの乱れを予防・改善しよう
血圧は自律神経にとってコントロールされていますが、中高年になると自律神経を安定させるホルモンバランスが乱れやすくなる時期が訪れます。
ホルモンバランスの乱れは生活習慣によって予防することも可能なので、中高年に差し掛かる前から心身の健康を意識すると良いです。
中高年の時期に起きるホルモンバランスの乱れを女性では更年期といいますが、この状態は男性にも起こることが知られています。
男性の更年期は女性の更年期と似たような症状がみられ、怒りっぽくなったり鬱傾向になりやすくなるとされます。
高血圧は心身的に影響のあることなので、男女共にクエン酸などの血圧を下げる効果があるサプリメントを活用すると良いです。