血圧を下げるツボとは？高血圧の人が手軽にできるツボ押し改善法

高血圧は自覚症状がないまま進行してしまう病気です。
高血圧を放っておくと合併症を引き起こしてしまい、命の危険性もあるため注意が必要となります。

高血圧の症状はほとんどないとされていますが、体に気を配っているとわかる症状もあります。
多いのが、頭痛、耳鳴り、肩凝り、しびれ、めまいなどの症状が起こり、場合によっては動悸や呼吸困難、むくみなどの症状がともないます。

動悸や呼吸困難まで行くと症状は進行しているため、すぐに病院に行き医師に相談することをおすすめします。

また、怖いのが高血圧の症状ではなく、合併症によって引きおこされた症状である可能性も考えられます。
合併症としては、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症、不整脈などのリスクが高まります。

血圧を下げることによって病気のリスクを下げることにもつながります。
日常的にできる血圧を下げる対策としては、肥満にならない、または肥満を解消することが必要です。

肥満を予防・解消するためには食事によるカロリーコントロールと適度な運動が大切となります。
特に有効なのが脂肪燃焼効果のあるジョギングやウォーキング、サイクリング、水泳などの有酸素運動がオススメです。

食生活としては、揚げ物や肉類、脂質の多いものは高カロリーなため脂肪につながってしまいます。
たまにならいいですが、日常的に摂取しすぎると肥満になってしまうためなるべく摂取は控えていきます。

野菜などを中心に低カロリーな和食を基本にして、腹八分目を意識して食事をすることでカロリーを抑えることができます。

食事と運動を行いながらより効率的に血圧を下げていくためにはツボ押しもオススメです。
ツボを刺激することによって体の緊張をほぐすことができ、血流を良くすることによって血圧を改善できると考えられています。

おすすめのツボとしては、首の前側にある喉仏から両側にある動脈の部分にあるのが人迎です。
ここを片手の親指と人差し指で軽く指圧したり温灸をすると自律神経が整い、血圧も下がります。

肘を曲げてできたシワの一番端にある曲池は大腸を動かして便秘の解消などに役立ちます。
便秘が解消されれば高血圧に伴う頭痛や肩こりの軽減につながります。

高血圧が原因の一つとなる心疾患などに効果的なのが神門です。
手首の前側にあるシワの小指側の端あたりにあるツボで揉みほぐすことによって改善を期待できます。

様々なツボがありますが、気持ちいい程度の刺激で押すことが大切です。