年齢を重ねることでトイレが近くなったり夜中に何度もトイレに起きてしまい眠れないなどの悩みを抱える人は多いとされています。
夜間頻尿の原因と対策について考えてみましょう。
夜間頻尿の原因とはどんなことか
夜になると何度もトイレに行ってしまい、睡眠不足なることで体調を崩してしまうまでになってしまうとされる夜間頻尿ですが、原因として考えられることはどんなことなのでしょうか。
夜間頻尿の原因としてはいくつかのことが考えられますが、男性の場合は加齢によって前立腺が肥大することで尿が出しづらくなり、膀胱の筋肉が厚くなる一方で膀胱の用容量が減ってしまい結果的に夜にトイレに来たくなってしまうのです。
その他には、排尿の際に使用する筋肉が過剰に働いてしまうことで尿を溜めることができなくなる過活動膀胱や女性の場合には骨盤底筋にゆるみが関係していることも考えられます。
改善するための対策法とは
では、夜間頻尿を改善するための対策法としてはどんなことが考えられるのでしょうか。
まず、普段からコーヒーや紅茶、緑茶またはアルコールなど利尿作用のあるカフェインを含む飲み物を多く摂取する機会のある人は少し減らすことを考えましょう。
女性の場合、冬場などの寒い時期になる体が冷えると夜のトイレの回数が増えてしまうことも考えられますので、腹巻をしたり温かくして寝るようにするなど普段から体が冷えないように努めることも大事です。
また、体を冷やす作用のある食べ物や飲み物を多く摂取することで体が冷えて夜にトイレに行きたくなる回数が増えてしまうこともありますので、温かい食べ物を食べるように心がけるのも良いでしょう。
骨盤底筋の緩みが原因の場合には、骨盤底筋を鍛えるストレッチをするのも効果的です。
生活習慣の見直しもおすすめ
それ以外に考えられる対策法としては、普段の生活習慣を見直していくことをおすすめします。起床や就寝時間がバラバラだったり夜更かしが多い、食事の時間が火によって違うなどの不規則な生活を送ることで夜間頻尿の症状が出やすくなることがあるとされています。
そのため、日頃から規則正しい生活を心がけバランスのとれた食事と適度な運動をすることを意識して過ごすようにしましょう。
不規則な生活習慣を送っていると、膀胱や脳はいつ排尿してよいのか判断できずに尿意を感じやすくしてしまうことも考えられますので、いつまでも健康でいるためにも普段の自分の生活習慣を見直して改善していくことをおすすめします。
