大人の尿漏れの原因とは、ストレスや自立神経の乱れにも関わりがあります。
30代後半からは、今までにはない体の不調を感じ始めますし、驚くような衰えをこうした形で知ることもあります。
大人の尿漏れは自立神経の乱れも関係
病院でいろいろな検査をしてみても、自律神経の乱れによる不調は、原因がわからないということが多くあります。意味もなく動悸やめまい、頭痛を頻繁におこしたり、便秘や下痢など不調は全身に現れます。
活発なときに作用をするのが交感神経であり、夜などのリラックスタイムには副交感神経が働くように、人間の体内では切り替わりが順調に行われます。ストレスが大きい時には、優位になるのは交感神経であり、過活動膀胱により強い尿意を急に感じることになります。
本人の気持ちには関係なく、過剰に膀胱が収縮をするのが、過活動膀胱であり、こうしたストレスや自律神経の乱れで大人の尿漏れは起こりやすくなります。
自律神経の状態を正すためにも治療を
尿漏れは恥ずかしいと感じるものですが、それはストレスからくるれっきとした疾患であり、病院での治療をすることで、症状を回復させることは可能です。病院検査でも疾患とわかりにくい時にも自律神経の乱れによって引き起こることはよくあることです。
泌尿器科での自律神経の治療は、対症療法になってきます。
心療内科での治療になると、内面の自律神経の安定を目的にするので、緊張緩和の抗不安剤の処方をしたり、自律神経調整剤などの自律神経の安定をはかるお薬の処方もあります。お薬の服用をして、カウンセリングを受けて原因を調べて、解消を目指していくことができます。
大人の尿漏れ対策はストレスとの上手な付き合い方
自律神経の乱れは大きなストレスが関わっていますので、その要因は社会で働くことでの大きなストレスが、今の時代では大半です。
激動の時代を生きる現代人は、便利な時代で食事もお腹いっぱい食べられる世の中ですから、昔の人からしたら理想的なはずが、実際には生きるのには過酷な時代にもなっています。
社会で男女問わず厳しい中で働き、人間同士の柵や足の引っ張り合い、ネットでの心を傷つけるような行為など、ストレスまみれの世の中です。
しかしストレスは発散する方法もありますので、環境を変えられるなら変えてしまうことがいいですし、日常の小さなストレスは、こまめに解消をしましょう。
入浴やアロマなど、簡単な発散がいろいろあります。