規則正しい生活をしている人間は、朝起きて、日中働き、夜になるとお風呂に入って寝るという生活をします。
しかし、中には夜寝れない人もいます。

眠れない原因は何にあるのか

寝れない原因は病気なのかもしれないと疑う人もいるでしょう。
いくつか原因はありますが、病気ではない人の場合は不規則な生活リズムが原因でしょう。

例えば、朝ではない昼間に起きる人は、夜になってもなかなか寝れないのは当たり前です。
また、寝る直前まで、パソコンやスマートフォン、テレビなどの液晶画面を見ている人は、脳が活発な状態を維持してしまうため、なかなか眠りにつくことはできません。

そして、寝る直前にお風呂に入る人も、実はなかなか寝れない原因にもなっているのです。

人間は、お風呂に入り体が温まった後、数十分にわたって体温が低下していきます。
この、体温が低下していく時間がいちばん眠くなると言われています。

そのため、寝る直前にお風呂に入ってしまうと体温が低下しきるまでに時間がかかり、なかなか寝付けない上、布団の温かさで更に体温の低下スピードは通常よりゆっくりになってしまいます。
お風呂に入った後は、落ち着くためにマッサージや肌のケアなどをし、くつろぐ時間を作りましょう。

うつ病がストレス、不安や疲労にも注意

一方、病気が原因でなかなか寝付けない人もいます。
代表的なものが、うつ病です。
仕事のストレスや受験への不安、家事や育児の疲れがたまり、うつ病を発している人はたくさんいらっしゃいます。

夜になり一人の時間になると、不安感に襲われて様々な考えが頭のなかをめぐり、それが原因で寝れなくなってしまいます。
そして、寝ることができないのであれば起きていようと、テレビやインターネットを見始めてしまう人が多くいるため、結果、脳が目覚めてしまい余計に寝れなくなるのです。

うつ病やストレスで不眠症になると最悪、一睡もしていない日が数日続く、または2時間程度しか寝てない日が2週間以上続くなど、体に大きな負担をかけてしまう可能性もあるので要注意です。

不眠症セルフチェックをしてみよう

以上、不眠症の大きな原因を2種類ご紹介してきました。
不眠症だと自覚している人はまず、セルフチェックをすることをおすすめします。

方法としては、まず、1日の生活時間を紙に書きだしてください。
極端に夜遅い、平日と休日で睡眠時間が違うなどあれば、おそらく規則正しい生活をしていない証拠でしょう。

そして、生活リズムには問題ないと感じた人は、職場などで実施しているセルフストレスチェックをおすすめします。
自分が気づかないところで大きなストレスを抱えていることもあります。