最近夜になっても眠れない、眠れても途中で目が覚めてしまう中途覚醒の症状に悩まされるという、いわゆる睡眠障害を抱えている人が多くいます。
中途覚醒になったらどうすればいい?
途中で目が覚めてしまう中途覚醒は、朝起きた時に体に疲れが残っているため、仕事や学校に行く気力がないと感じてしまうほど、体力にも関わります。
心療内科を受診し、睡眠障害だと診断を受ける事があれば睡眠薬を処方してもらう事ができます。
しかし、原因が分からなければ薬に頼るのは早いでしょう。
眠る前の飲食がおすすめできない理由
夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒の症状に悩まされる人の多くは、原因として寝る前の飲酒や食事が多いです。
よく、お酒を飲むと眠くなる、又は、満腹になれば眠くなるという人がいます。
しかし、胃に食べ物や飲み物が入っているという事は、寝ている間に消化器官が活発に動くことになります。
満腹になった直前は眠くなるのですぐに寝付けますが、体の一部は活発に動いているため、当たり前ですが深い眠りにつくことはできません。
原因は加齢によるものとも考えられる
そして、別の理由としては、年齢を重ねた事によるものです。
人間は、年齢を重ねるごとに深い睡眠時間は短くなります。
つまり、浅い睡眠時間が多くなるのです。
これは、睡眠障害ではなく、加齢によるものなのでしょうがないと言えるでしょう。
年齢に関わらず多い睡眠障害としてあげられるのは、睡眠時無呼吸症候群です。
この病気は聞いた事がある人は多いでしょうが、眠っている間に呼吸が頻繁に止まってしまうものです。
呼吸が止まってしまう事によって、その度に脳が錯覚しまいます。
この場合、寝ている間に目が覚めたという自覚症状がないのが一般的です。
目が覚めてもすぐに入眠するからです。
しかし、途中で起きているという事には変わりないため、朝起きた時に体に疲れが残っていたり、だるかったりします。
生活に支障を来す前に病院で検査を
以上、様々な中途覚醒に陥る原因をご紹介しましたが、心当たりのあるものはありましたでしょうか。
もし、心当たりがなければ一度病院へ行き、検査を受ける事をおすすめします。
特に、しっかりと睡眠時間を取っているにも関わらず、なかなか疲れが抜けない人は、夜中に起きている可能性もあります。
放置しておくと、体に悪影響を及ぼし、仕事や学業にも支障が出てしまいます。
症状が軽いうちであれば、治療期間も短くてすむので、早期発見できるよう行動しましょう。
そして、全員に共通してできる事は、睡眠前は食事やアルコールを摂取しない事です。
最低でも、寝る2時間前には終わらせると良いです。