中高年になると、加齢臭が伴い、寝室における枕を臭いを嗅いでみると、嫌なにおいがします。
臭いの元となる菌が首筋あたりから発生するので、どうしても、寝ている間に、枕が臭くなります。
おやじ臭とも呼ばれますが、加齢臭は男性女性関係なくあります。
年齢を重ねるとどうしても臭いが避けられません。

こんな人は口臭が気になる

また口臭もひどくなります。
歯をきちんと磨いているつもりでも、磨き残しが増え、歯と歯の間に食べかすがつまっています。
食べかすは日がたつと、嫌な臭いを発生します。

また、歯茎も若いころのような健康で色が綺麗なものでなくなります。
歯茎がさみしくなって、下がってくるので、それが嫌な臭いとなって発生します。

タバコやコーヒーを組み合わせた臭いも相当きついです。
自分では臭いに鈍感になっているので、人一倍エチケットをきちんとしなくてはいけません。

口臭対策その1。

まずは歯磨きを徹底することです。
加齢による歯茎の下がりは、日ごろの歯磨きで対処しましょう。
歯ブラシは硬めや普通など、自分にあったものを使います。

歯ブラシで歯全体を磨きます。
そして、歯と歯の隙間は、歯間ブラシなどを利用します。
歯間ブラシが入らない場合は、糸ようじなどを利用します。
糸ようじは、先端がとがっているので、歯ブラシで取れなかった歯垢などを、根元から取り除くことができます。

糸ようじで隅々まで食べかすを除去したら、デンタルリンスでうがいをします。
デンタルリンスは刺激性のものから、低刺激のものまでたくさん種類があるので、自分の体にあったものを使います。
デンタルリンスをすると、翌朝の息が爽やかです。
口臭対策には一番効果的です。

口臭対策その2。

歯磨き習慣を徹底させることに加えて、食生活を見直すことも大事です。
添加物の多い食事や、外食などが増えると、カロリーも過剰に摂取して、コレステロールの固まりですから、体重も増えてしまいます。

ただでさえ、中高年になると運動不足で太ってしまうのに、若いころと同じだけ食べていては肥満の元です。
カロリーの高い食事は、臭いもきついので、どうしても口の中が臭ってしまいます。
和食などのヘルシーな食事を基本にすることで、カロリーは抑えられますし、口臭も対策できます。

和食中心ですと、体にも歯にもいいですし、なにより健康でいられて、長生きできますから、いいことばかりです。
食生活と歯磨きを徹底して、健康な暮らしを目指しましょう。