家族で住んでいると娘から、お父さんと一緒に洗濯しないでと言われた経験を持つ人が多くいます。
加齢臭が出ているためで、枕などを嗅ぐと独特な臭いがしてきます。

加齢臭の臭いは人によって様々ですが、あまりいい匂いだとはだれも感じません。
こうした加齢臭を防ぐにはいくつかの方法があり、それらを実行していくことで対策につながり、加齢臭を巡って娘から冷たい態度をとられることも少なくなっていきます。

加齢臭の原因はある物質によるもの

加齢臭はだれもがなるものではなく、ケアさえしていれば防ぐことができると言われています。
そもそも加齢臭はノネナールと呼ばれる成分が原因です。
人間は汗をかく腺、いわゆる汗腺があり、エクリン汗腺は汗がよく出て、毛穴から出るアポクリン汗腺は臭いの原因とされています。

これらが混じったり、皮脂腺からの汗が混ざることでノネナールという物質が出来上がります。
ノネナールは汗腺などで酸化をするために発生するため、臭いを防ぎようがなく、常に出続ける状況となります。

これが加齢臭です。

酸化は生活習慣の乱れで発生する

汗の酸化は生活習慣の乱れで起こり、これを改善することが第一です。
例えば、食生活が乱れてしまうと、脂肪がどんどんと蓄積していきます。
こうした蓄積が酸化を加速させることとなります。

また、運動不足などもその1つです。
常に運動している人の汗はベタつかないのに、あまり運動していない人の汗はベタベタであることが象徴となっています。

しかも、ベタベタした人の汗はかなり臭います。
もちろん運動で汗をかいて放置してしまえば同じですが、ちゃんと洗うことできれいな汗をかくことができ、予防にもつながります。

また、加齢による活性酸素の上昇もまた酸化を引き起こします。

加齢臭を防ぐには活性酸素を減らすこと

食生活の改善や運動など生活習慣の見直しで加齢臭を撲滅することはできます。
ただ、それだけでは不十分で、加齢臭を防ぐには活性酸素を減らす対策が必要となります。

活性酸素はタバコや紫外線、ストレス、食生活で発生します。
また年々抗酸化力が落ちていくことも原因となっているため、対策としてはストレスをできるだけためないことや、禁煙をすること、飲酒などを過度にしないこと、野菜などを食べてミネラルを摂取することなどが求められます。

そして、汗をできるだけかき、普段から清潔に務めることで加齢臭を少なくすることは十分に可能となります。