不眠で悩んでいる方は、若い方から高齢者まで数多くいます。特に高齢者は不眠によって体調を崩すリスクが若い人よりも高くなるため、原因を知り早めの対策が必要です。

高齢になると眠れなくなる

高齢者になると寝つきが悪くなったり、不眠の症状が現われることがあります。
高齢者はそれまでの規則正しい生活から、仕事に行くことや子供を学校に送り出すなどの規制がなくなり、時間が不規則になりがちです。
それを原因として不眠になるケースが多いようです。

年齢と共に実際に眠っている時間の睡眠効率が悪くなり、睡眠の質が落ちてしまいます。
眠り自体も浅くなり、夜中に何度も目を覚ましたり、トイレに行った後眠れないことも起きてしまいます。

そのために、眠気に襲われて昼間居眠りをしたり、ちょっと横になるつもりが熟睡してしまい、体内時計を狂わせる原因を作ってしまっていることもあるのです。

自分の不眠の原因は

V™’j«-01’†”N

眠れないのは高齢者だから、ではありません。不眠になるには、それなりの理由があります
まずそれを見つけて行きましょう。

不眠の原因となるのは、ストレスや精神的な悩みが関係している場合があります。
ストレスとなっている問題を解決することが一番大切ですが、ストレスを解消させる方法を見つけてみることも不眠の改善に役立つでしょう。

また、ベットに入って眠ろうとすることが、帰って自分を追い込んでしまう場合があります。
そのようなときは、自然に眠気が訪れるまで布団やベットに入らないようにしてください。

眠れないのは交感神経が優位になっている状態なので、好きな音楽を聴いたり景色の写真集を眺めるなどリラックスさせることが大切です。

生活習慣を見直してみる

良い睡眠には、朝日を浴びることが必要です。

起床時間が不規則になって、朝日を浴びずに過ごしていると体内時計が乱れてしまいます。
さらに脳内に分泌されるメラトニンという睡眠に関係しているホルモンの分泌量が減ってしまい、質の良い眠りが摂れません。

多少睡眠時間が短くなったとしても朝早めに起きて、朝日にあたる様にしてください。

より深い眠りを手に入れるには、眠る1時間ほど前に体温を少し上げておくと眠るために体温が下がり易くなります。体温は大体午後10時辺りから下がり始め、午前4時ごろに最も下がります。ですので10時より前に体温を上げるために、温めのお風呂に15分から20分浸かったり、手足を温めるグーパー運動や足裏マッサージをすることもおすすめです。

体を温める飲み物を飲むのも効果的で、カモミールティなどのハーブティーやホットミルク・生姜湯ならば高齢者でも飲みやすいと思います。