現在、なかなか寝付くことができない入眠障害に悩まされている方が少なくないはずです。
入眠障害になると睡眠時間が少なくなったり、質の良い睡眠が取れなくなってしまうので、昼間の生活にも支障が生じてしまうことが多々あるので、しっかり改善することが求められます。

眠りにつけない原因を探す

何の対策を講じずに放置しておくのはナンセンスだと言わざるを得ません。
そこで、入眠障害を改善するために原因や対策方法について見ていきます。

まず原因として交感神経が活発になっている点を挙げることができます。
体の眠る準備が整っていないのに寝ようとしてもすぐに寝付くことができないのは当然です。

自律神経には興奮させる働きがある交感神経とリラックスさせる働きがある副交感神経があります。
夜になると副交感神経が優位になって自然に眠くなるのが一般的なのですが、交感神経が活発になったままの方がおり、それが入眠障害に大きな影響を与えています。

いくつか要因があるのですが、スマートフォンやタブレット、パソコン、テレビなどから出るブルーライトが原因だと言われています。
今はネットやゲーム、動画鑑賞などを寝る前まで行っている方がいますが、少なくとも寝る1時間前からは触らないようにしてください。

運動不足も寝付けない原因に

また、体が疲れていない点も原因となっています。
睡眠をする理由はからだの疲れを癒すためなので、疲れがない状態で寝ようとしてもなかなか寝ることができません。
長時間昼寝をしてしまっている、特に何もせずに過ごしている、体を動かすことが少ない方が該当しています。

疲れていることも重要なポイントなので、昼寝は30分程度に抑えて、適度な運動を取り入れるなど体を動かすようにしてください。

悩み事が多い人は要注意

そして、考え事を多くする人も気をつけなければいけません。
ベットに入ってから色々と考えてしまい、脳が活性化してしまうケースがよくあります。
仕事や恋愛などで悩みがあるのは当たり前ですが、もっとポジティブな考え方を持つようにするべきです。
ベットに入ったら何も考えずに寝る生活習慣を心がけてください。

この他には室温や明るさ、音などの生活環境、体温が日中と比べて下がっていない、寝具が自分に合っていない点が原因として考えられます。
どれも意識すれば簡単に改善することができるので、入眠障害で悩んでいる方は生活習慣を見直してみてください。

アルコールで対処しようとする方がいますが、アルコールは睡眠の質を下げてしまうので、生活習慣を見直す対策がベストです。